“定期点検メンテナンスパック”の記事一覧

定期点検してますか?

今回も定期点検のお話。

少し前にも記事にしましたが、定期点検の重要性について入庫事例を紹介しながら

お話しできたらと思っています。。

今回は、ブレーキ回りについて、ディスクブレーキの事例をご紹介。

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↑はとあるスクーターのフロントブレーキに使われているマスターシリンダーとブレーキキャリパー

左側のパーツがマスターシリンダーと言ってここにブレーキフルードが常に溜まっていて

ブレーキレバーを握る根元のパーツになります。 中が黒くなっているのは溜まっていた

ブレーキフルードが長年交換されなかった為、黒く変色しヘドロ状になっています。

右側がブレーキキャリパーと言ってここにブレーキパッドが付いていて実際にブレーキをかける

パーツです。 こちらも中にブレーキフルードのカスが溜まって汚れています。

ここにカスが溜まってしまうとブレーキが利きっぱなしになって走らなくなってしまいます。

そして、こちらを掃除したのが↓の写真。 きれいになっています。

ここにブレーキフルードを入れるのですが、またその下の写真で別の車両の物で

ご紹介します。

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DSC_0026 (2) DSC_0028 (2)

左の写真の物も結構汚れていますが、きれいにして新品のブレーキフルード入れたのが

右の写真。。 そうなんですブレーキフルードはほぼ透明なのです。若干黄色みが付いていますが

ほぼ透明。それが、あんなに黒くなるんです。 ブレーキフルードが汚れると何が良くないのか?

それはズバリ! ブレーキの利きが悪くなる。 のです。

なので、定期点検でそうならないようにしましょう。。。

定期点検していないとこうなります。。。

本日は、自動車・バイク整備の基本である定期点検についてのお話。

車両はマジェスティ250C(SG03J) 新車販売なくなってからかれこれ10年近く

経とうとしている車両ですが、いまだ中古車などでは見た目にはとてもきれいにして

販売している車両です。ただし、やっぱり中身は10年選手。 先日も一見のお客様に

定期点検を受けて頂いたので、ちょっとご紹介します。

DSC_0002車両は、こちらのマジェスティC

ちなみに、写真一番下の四角いバットに入った液体は廃エンジンオイルの様に見えますが実は・・・

DSC_0003冷却水。ロングライフクーラントと言うエンジン冷やす液体で

本来は下の写真にアップで大きく写しましたが右側のカップに入っているのが新品の本来の液体色

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左側が今回この車両から抜いた液体の色。 いかがですか?

結構、汚れていると思いませんか?おそらくこれ、はっきりとは言い切れませんが5年くらいでは

ここまでの色になりません。しかも匂いも結構鼻に付く感じになっています。

当然ですが、エンジン冷却しているので冷却効果もほぼ無いでしょうさらにさらにこの液、不凍液

って言うネーミングでもありますので当然厳冬時期にも凍らない液体になっていますが

これだと、その性能も発揮できないかもしれません。。。

なので! 皆様、愛車の定期点検してくださいね! この様な事例以外もまだまだあります

お気を付け下さい!

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